愛知県民(60代)の資産運用に対する意識は、「安定」「ローリスク」志向。つまり「堅実」です。

加藤 高伸

愛知県の方は、資産運用や株式等「財テク」に対する関心度は他より「消極的」。

■「資産運用」や「株式市況」に対する関心度で、愛知県は全国平均と同等の率ですが、東京都・大阪府と比較すると、低い率を示しています。通常の銀行等の貯蓄より、積極的に運用に意味では、やや消極的であると考えられます。

愛知県の方が預金・投資で重視するのは「安定性」。ただし、「生活を愉しむためにお金を使う」傾向は強い。

■預金・投資の選び方において、愛知県の方は、金利は低くても安定性のある、いわゆる「ローリスク・ローリターン」を選択する率が東京都・大阪府より高い値を示しています。ここにも「保守的」「堅実」な愛知県人の特徴が表れています。

■ただし、愛知県の方は、「今の生活を愉しむために使う」という率が他よりやや高く、 「お金」を単に溜め込んでおくのではなく、生活のための消費を前提とした、現実的なバランス感覚を持ち合わせていると考えられます。

愛知県の方は、貯蓄志向は強く、株式・証券等のリスクを伴うものは「消極的」。

■実際の金融商品についての利用度・加入度を尋ねると、いわゆる一般的な「貯蓄・債権」について、愛知県の方は他と比較してかなり高い利用率(または加入率)を示しています。

■ただし、前述したように、「株式・証券投資」というリスクを伴う商品については、全国平均よりは高いですが、東京都・大阪府よりやや低い率となっています。

参考) 愛知県の貯蓄額は、全国でNo.4で安定。 これには「歴史的背景」が関係!?

■愛知県の貯蓄額は全国でNo.5→No.4→No.4と安定したポジションにあります。

■また、東海地区としては、三重県も3回の調査でベスト10入りしており、さらに岐阜県も2回ですがランクインしており、東海3県は貯蓄額が多い地区と言えます。

【参考 : 歴史的背景】

◎愛知の人は、とても堅実で実利的な性格です。これは、尾張藩が勤倹貯蓄を奨励したことと、明治時代、新政府から冷遇された歴史があるためです。「一安二量三味(いちやす、にかさ、さんにあじ)」といわれるほど、価格に対する意識の強い人が多いところ。