名古屋市 今昔ランキング VOL.1

細渕 卓己

人口が減らない緑区、2000年以降の増加率トップは中区。

・名古屋市が16区となったのが1975年(昭和50年)ですが、当時、人口が最も多かったのは中川区で、次いで北区という順位でした。

・上位5区のうち北区や中村区、南区は、徐々に人口を減らしていく中、中川区は、2003年(平成15年)まで29年連続で1位でしたが、そこに割って入ってきたのが緑区で、1998年(平成10年)には20万人を超えました。2004年(平成16年)には、中川区を超え、市内人口第1位の区となりました。なお、16区になってからの緑区の人口は41年連続で増加しており、減少したことはありません。

・1975年(昭和50年)からの緑区の人口増加数は124,219人で、その数は、当時の瑞穂区や昭和区の人口規模に匹敵します。

・ちなみに1980年(昭和55年)に第3位となった千種区は、1997年(平成9年)には第9位まで人口を減少させますが、2000年以降徐々に回復し、2014年(平成26年)には4位まで順位を上げています。

・1990年代は人口ランキングで最下位だった中区も、2000年(平成12年)から人口を伸ばし始め、現在14位まで回復しています。2000年(平成12年)から2016年(平成28)年までの中区の人口増加率は+30.8%で市内1位となっています。

近年は転入超過も、累計の転入超過区は4区のみ。

・1975年(昭和50年)以降、人口が124,219人増えた緑区は、社会増減数は70,450人の転入超過、自然増減数は57,860人の出生超過となっています。

緑区は、社会増減数、自然増減数ともに16区内では最多で、2冠を達成していますが、自然増減数(出生超過)は1991年(平成3年)から25年連続してトップとなっています。

・人口増加数の上位である、名古屋市内東部の名東区・天白区・守山区は社会増減数・自然増減数ともに、転入超過・出生超過となっていますが、その他の区は転出超過となっています。

・名古屋市全体で見れば、2000年(平成12年)以降は転入超過に転じていますが、1999年(平成11年)迄の転出超過数が24万人に上っており、2016年(平成28年)迄のトータルでは転出超過数が16万人にも及びます。

・その中でも中区は、1997年(平成9年)から転入超過が19年連続して続いており、転出超過分を2015年(平成27年)に解消し、トータルで転入超過に転じました。

・また中区は、1993年(平成5年)から自然増加数で死亡超過が続いており、トータルでの出生超過数も最下位ですが、2014年(平成26年)から2年連続で出生超過となっております。転入超過によって、若い人も増えていることから、今後子育て人口が増えていく可能性もあります。

 

※社会増減数:転入者数と転出者数の差異で、転入者数が多い場合は「転入超過」、転出者数が多い場合は「転出超過」としています。

※自然増減数:出生者数と死亡者数の差異で、出生者数が多い場合は「出生超過」、死亡者数が多い場合は「死亡超過」としています。

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